2016年05月04日

「愛、心のふるさと」第7回


「愛、心のふるさと」(塩川香世 著)、第7回目の今日は、「第4章 正しい瞑想が鍵である」の後半部分と「おわりに」の部分を、著者・塩川香世さんとともに読み進めていきます。ページ数では、176ページから最後204ページの部分になります。
今回で「愛、心のふるさと」は終了になります。最後までお聞きいただきありがとうございました。
なお、次回からは、「愛、自分の中の自分」を、塩川香世さんとともに読み進め、新刊「ありがとう 復刻版」の朗読へとつないでいきたいと思います。



思いの世界に生きている、思いの世界にある私とともに生きていると、認識しているから、私は瞑想をしたくなるんです。
心を向ければ、必ず響いてくる世界があります。私は、その世界を大切に育んでいます。それは唯一信じられる世界です。その波動を感じ、広げ、さらに心を向けていくこと、それだけが喜び、幸せ、温もりと出会っていく方法なんだと思っています。
なぜ生まれてきたのかとか、人生の目的は本当に何だろうかとか、そして死を、誰しもが本当に真剣に考え思わなければならない時が、必ずやってきます。意識の流れの中にあることを心で感じていきましょう。愛に目覚めよという意識の流れは自分の心の中にあります。

私は、凄まじいエネルギーであるとか、狂いに狂ったエネルギーであるとか、いわゆるブラックを称賛するつもりはないけれど、エネルギーの大きさに着目します。
すなわち、ブラックは自分の本質に目覚めない限り、ブラックのままだけれど、ひとたび愛に目覚めて、エネルギーの質を変換していけば、それは言うまでもなく、大きなパワーを発揮します。
昔、昔、宇宙に心を向ければ、我の宇宙と出てきたし、宇宙を支配するとか、闘いの宇宙とかを好み、そういうエネルギーを自分の栄養分にして、さらに大きな宇宙を示していこうとしてきた過去を感じてきました。
だから、そこには絶えず闘いのエネルギーが流れていました。闘いのエネルギーの強弱、大小で、すべてを決めてきました。温もりにパワーがあるなんて思いもしなかったことでした。
学びの時は流れました。瞑想を重ね、エネルギーの変換の体験を重ねてきました。私の中で宇宙は変わりました。
次元移行には大きなエネルギーを必要とします。大きなパワーが働いていきます。狂いに狂ってきたエネルギー、凄まじいエネルギーだからこそ、それを反転して、どんどん喜びに変換していけば、それはすごいんです。
自分に目覚め、次元移行という意識の流れを実感できる方向に、一歩進めてください。本来の愛のエネルギー、愛のパワーで、次元移行をしっかりと呼び掛け遂行していける喜びを、堪能してまいりましょう。

目を閉じて、五官を閉じて、ただ田池留吉を思う、アルバートを思う、愛、宇宙を思い、母を思い、重ねてきた転生を思い、これからも永遠に続いていく時を思う。
こうして一つの肉を用意して、その作業ができる今を喜んで、ただひたすらに思いを向けていける喜びの輪が広がっていけばと思います。
宇宙は待っているんです。本当に心から宇宙とともに存在している喜びを、その肉を通して感じ、共鳴し合える仲間とともに、瞑想をする時間と空間を持てたら、こんなに幸せなことはありません。
小さな人の集まりから、さらにその喜びの輪を広げていければいいなあと思っています。

私のふるさとは宇宙です。母なる宇宙です。私は、ともに超えていこうと、宇宙に彷徨う意識達に呼び掛けていける喜びを感じています。
一つの肉体を持ち、今、こうして心を向けられる喜びがあります。思える喜びがあります。
学びを知って、異語が出てきて、異語でふるさとのメロディーを一人口ずさむ喜びを知りました。セミナー会場でみんないっしょにふるさとを歌う場面でも、異語でふるさとを歌っていたことがよくありました。
日常では、犬と散歩しながら、犬を抱きながら、異語でふるさとを口ずさんで、幸せな時を過ごしました。
私のふるさと、宇宙。宇宙を思うとき、宇宙を呼ぶとき、たまらなく嬉しい。どんなに、どんなにこの時を待っていたか。やっと、やっと、約束を果たす方向に、自分の舵を取っていける、そんな喜びとありがとうが心に込み上がってきます。

自分がこれまで生きてきた今世の肉の時間を思ってみましょう。
父として、母として、一社会人、一家庭人として、たくさんのエネルギーを放出してきました。形の世界しか知らなかった、信じられなかった残骸がたくさんあると思います。築いてきたもの、守るべきもの、失いたくないもの、それぞれにあると思います。
しかし、学びと出会い、学び始めました。学び続けています。
今、肉として生きてきた、費やしてきたエネルギーを、本当にプラスとして受け取っていますか。それとも、まだブラック、マイナスのままでしょうか。
生まれてきた意味、人生の目的、正しく教えていただきました。自分の肉とともに、正しく学び、喜んで人生を全うしていきましょう。

愛を捨て去った間違いの転生を経てきました。本当にやっと、やっとなんです。どうぞ、自分の中のその思いに触れてみてください。どんなに狂い続けても、苦しみ続けても、それがやっと、愛だった、みんな、みんな愛だったんだ、と心でしっかりと感じてみてください。心で受けてみてください。本当に嬉しいですよ。
波動、真実の波動の世界を感じてまいりましょう。感じていける、実感できるように、自分の歩みを一歩前へ進めてください。
私達はエネルギー。愛の中に一つのエネルギーでした。

心に響き、伝わってくる波動の世界を、肉を通して真っ直ぐに伝えなさい。
思うことがすべて。思えば通じることを、波動で伝えていくのです。波動はエネルギー。エネルギーは仕事をします。淡々と、そして粛々として、ただただ思うことをやってください。私はあなた、あなたは私。私達は一つ。波動で伝えています。一つの中にある喜びと幸せを伝えています。

私達は愛です。私はいつもそのメッセージを波動として、あなたの中から流しています。すべては愛の存在なんです。愛でないものなんてありません。ただ、肉、形を本物としていては、この波動の世界が分からないんです。それほど私達の心は闇と化してしまった、そう言っても決して過言ではありません。
このことをいつ信じていけるか、これから様々な現象を通して、皆さんの前にしっかりと提示していきます。
愛でないものは一切ありません。どんなに形が崩れ去っても、そこでどんなに人々の心が泣き叫んだ状態であっても、すべては愛。愛しか存在しないことを今一度、お伝えします。
いいえ、何度も伝えていきます。愛しか存在しないんです。

あなたの心の中にある優しさ、喜び、温もりをどんどん、どんどん広げていきましょう。
ただただ田池留吉を思う喜び、愛を思う喜び、宇宙を思う喜びを心に感じ広げていくだけです。
もちろん、その喜びが大きくなればなるほどに、凄まじいエネルギーが心に伝わってくるでしょう。闇黒の中に沈み、まだこの喜びのエネルギーが届いていない宇宙達もたくさん、たくさんあります。
しかし、恐れることは要りません。それらをすっぽりと包み込む愛のエネルギーに満ち溢れていることを、あなたの意識の世界は知っているからです。田池留吉、アルバート、お母さんと心で呼べば、その愛のエネルギーは、たちまちのうちに、それらの闇黒の宇宙達に伝わり、その波動、エネルギーを感じていくんです。
もう、その時期に差し掛かっています。今、宇宙はどんどん目覚めています。肉を持たない分、その目覚めるスピードは速いのです。
どうぞ、心の針をしっかりと向けて合わせて、その喜びの世界を、さらに、さらに、広げていってください。
宇宙は無限大です。あなたは無限大です。田池留吉、アルバートの波動の世界、エネルギーはあまねく宇宙に注ぎ込まれています。
私はいつも、いつも、どんな時もあなたの心の中で伝えています。肉ができることは、私のほうに心の針を向けることです。
どうぞ、心で感じ広げている波動の世界を、どんどん、どんどん広げていきましょう。まだまだ、いいえ、限りなく広がっていく喜び、温もり、愛の世界を、私達は、ただただお伝えできることが喜びです。
出会いをありがとう。本当にありがとう。
肉も大切にしてください。たくさんの宇宙達のエネルギーを受け止めていけることを喜んでいってください。
喜びだけです。こうして出会わせていただいて、本当に嬉しいです。

宇宙に思いを向ける喜びと幸せ、どうぞ、瞑想の中で存分に味わっていきましょう。
私達のふるさと、愛、母なる宇宙は、ずっと、ずっと、待ち続けてくれていました。その思いに応えるべく肉を持ち、田池留吉のもとで学びを進めてきたのです。どうぞ、このチャンス、千載一遇のチャンスを自ら逸することなく、自分に真摯に真向かいになって、すべて喜びで受け入れてまいりましょう。
今、あなたが、どんなに苦しくても、辛くても、悲しくても、恐怖、不安の思いが突き上げてきても、それはあなたが作ってきたものに過ぎないんです。真っ暗闇をいつまでも握りしめていないで、どうぞ、ご自分の心を、もっと開けた優しい温もりの中へ解き放していきましょう。そして、今世、こうして、そこに存在していることが喜びなんだと信じられるあなたに蘇ってください。
田池留吉、アルバートのメッセージはすべての意識達、肉を持つもの、持たないもの、すべての意識達、全宇宙に向けて発信されています。
波動です。愛のエネルギーです。どうぞ、しっかりとそれぞれの心で受け取ってください。受け取り、その波動の世界に一つに溶け込んでいきましょう。喜びだけです。温もりの世界、ありがとうの世界、それがあなたの世界です。

心をしっかりと田池留吉に向けていきましょう。
気付き、促しの現象がそれぞれに起こってきます。みんな、みんな真実に目覚めていくためのものです。
肉、形を本物としてきた心に、強い、強い衝撃を起こさざるを得ないところまで来ています。
日々、本当に心から真剣に田池留吉、自分の中の愛を感じてまいりましょう。
今の肉を持って、真摯に素直に喜んで、自分を見つめていくことを約束してきたんです。そして、本当の幸せ、本当の喜び、本当の温もりを心に復活させること、自分の中のたくさんの自分に伝えていくこと、どうぞ、自分に自分が誓ってきた思いを感じてください。
私、田池留吉は、あなたの心の中でいつも、いつも伝えています。
喜び、温もり、幸せ、あなたの中から尽きることなく湧いてきます。それがあなただから。その本当のあなたに出会っていきましょうと、私は、一つの肉を持ってきました。
本当は、私は生まれる必要などなかったんです。しかし、私はこうして肉を持っています。これは意識の流れが厳然としてある証です。
田池留吉に心を向けること、心の針を限りなく合わせていくことを、私は伝えさせていただきました。
心を一つにして、ともに歩める喜びを伝えています。波動で受けてください。

自分が死んだあとの時間を思ってください。死ねば、ひとりです。今、肉を持っているから、なかなか実感が湧いてこないかもしれませが、間違いなく死ねば、自分の世界がそこにあるだけです。
そんな中で、自分はいったい、どのように存在しているのでしょうか。
本当にお母さんを思い、田池留吉を思い、呼べるのでしょうか。
そして、その手前の死ぬ瞬間はどうでしょうか。どんな思いが心から出てくるのでしょうか。
病気等で、死ぬまで時間の猶予がある場合もあります。あるいは、一瞬のうちに命を落とす場合もあります。
色々なケースがありますが、生まれてきたんですから、必ず死んでいきます。肉体を持ちながら死を学ぶ今があります。この今という時、やはり愛以外にないでしょう。
今世、可能な限り学んでまいりましょう。

たくさんの宇宙達が待っています。あなたの心の中にまだまだ数知れない意識達が待っています。優しい思いを向けてください。ただただ母の温もりの中にあったこと、私達は愛だったと、ともに、ともに帰っていこう、そう伝えてください。
田池留吉に心を向けることを、その肉を持って学んでまいりました。
私達は愛の中にあります。温もりの中にあります。だから、どんなに厳しくて、暗くて、凄まじいエネルギーであっても、いいえ、凄まじければ凄まじいほどに、それを反転していけば、どんなに大きな喜び、温もりが心に広がっていくか。それが思いを向けていく醍醐味です。
ブラックを膨らますだけ膨らませ、垂れ流してきたけれど、それを優しく温かく包み込んでいけるパワーが自分の中にあったことを、私達は今世初めて学ばせていただきました。
宇宙は待っています。優しい思いで、ただただ迎えてください。
日々の瞑想を重ね、その信を深く、強くしていくことに専念してまいりましょう。

宇宙を思って瞑想をしていきましょう。どんどん瞑想をしていきましょう。宇宙は私達の帰るただ一つのふるさとです。
もう形の世界は程々でいいではないですか。いずれその形は全く崩れていくのですから。
私達には形がありません。宇宙に彷徨っている意識達の思いを、どうぞ、どうぞ、心で受け止め、そしてしっかりと伝えてください。
いつまでも、田池留吉を欲で思い、欲で呼ぶのではなく、ただただ喜びで思い、喜びで呼んでください。
思うだけで嬉しい、思えば喜びとなっていますか。
田池留吉は宇宙、私達のふるさと、母の温もり、愛。すべてが一つです。
意識の転回なくして真実の世界を解き明かすことはできないことを、先人達の現状からその通りだと心で納得することが先決です。
自分を変えていくとは、中の意識を転回していくことを言います。そのための数知れない転生だったし、これからの三〇〇年です。
準備万端整えて、これからの転生、現象を迎えていきましょう。ともに歩みを進めていきませんか。

「喜びで、喜びでともに喜びのこの道を進んでいきましょう。」
人類の歴史の中で、初めて、本当に初めて、たった一つの真実の道が指し示されました。
私達の本当に進むべき道、そこには愛しかなかった。そこには喜びと温もりしかなかった。母の意識の中で、私達は何度も、何度もその波動を伝えていただいていたのに、それを自分の中に伝えることができませんでした。瞑想の中で、その愚かさがひしひしと伝わってくるけれど、それもみんな喜びでした。こうして待ってくれていた優しさと温もり、本当の自分の思いに触れていけば、みんな喜びでした。もう絶対に道を間違えずに、ただひたすら自分の前に広がっている道を進んでいくだけですと伝わってきます。
思いを向けることが喜びです。田池留吉と呼べることが喜びです。呼べば応えてくれます。ともにありますと。心を向けていればいいんですと。
あなたは、今世の出会いを本当に喜んでいますか。千載一遇の出会いだと心から思っていますか。
私の中にはその思いが響き伝わってくるんです。だから、どんなに肉が愚かであっても、下らない肉の思いに自分を見失うことはありません。

心を向ける喜びを感じていますか。思う喜びはどうでしょうか。瞑想をする時間をしっかりと確保していきましょう。
あなたの心の中に温もりと喜び、幸せが広がっている今でしょうか。肉をくれた喜びが心に湧いていますか。今ある喜び、今肉があって、思える喜び、ここを本当に心で感じてくれば、この学びに繋がり学ばせていただいていること、それがどんなに幸せなことなのか、どんどん心に伝わり響いてくるでしょう。
心が呼んでいるんです。心から呼んでいるんです。呼べる今が幸せだとしみじみ感じていくでしょう。
心を向ける喜び、思う喜び、思える喜びです。正しい瞑想なくして、何も分かりません。田池留吉を思うということはすごいことです。すごいということはどういうことなのか、どんなにすごいのか、もちろん説明はできません。あなたの心で感じて知っていく以外にないんです。だから、正しい瞑想を心掛けて感じて知っていってください。それが人生なんです。

心を、ただただ田池留吉のほうに向けて、そして喜び、ありがとうの時間を重ねていってください。重ねていけるように学びを進めてください。いつまでも、ちっぽけなことにとらわれずに、もっと自分を大切にしていきましょう。本当にするべきこと、本当に自分が望んできたことは何だったのでしょうか。するべきこと、望んできたことが分からずじまいで、人生を閉じていく人が殆どです。
何もない、ただ思いの世界に存在している自分と、真剣に向かい合って、自分の心の声をひたすら拾っていきましょう。
人間の心は、形の世界の産物では到底癒されません。根本的な解決にはなりません。自分の中の愛に目覚めていく、自分が愛だったと目覚めていく以外に何もありません。
いつ、どんなタイミングでそうなっていくのか、あるいはそうならないのか、それはみんなそれぞれの問題です。
ただし、そういうこととは関係なく、意識の流れの計画は粛々として遂行されています。

宇宙に思いを向けて瞑想。愛を思って瞑想。
すべてが喜び。温もりと喜びの中で、たくさんの宇宙達の目覚めがあり、そして、たくさんの宇宙達とともに次元を超えていく喜び、愛へ帰る道が心の中に広がっていきます。
待って、待って、待ち望んできた波動の世界を心で感じている今世の時間。
宇宙を心から呼べる、心から思える幸せを、淡々と重ねていけばいい。心の中から、そのように伝わってきます。
宇宙に思いを向けて瞑想。愛を思って瞑想。そうすることが、そうできる今が幸せ。だから私は瞑想をします。瞑想、思いを向けていくことが愛なんだ、そう思っています。
「次元移行という意識の流れを、しっかりと心で確信してください。そして、次の転生に必ず繋いでください。」
どなたの心にも、このメッセージが伝わっています。どうぞ、素直に、真摯に、そして喜びで、受け止めてください。今世の時間を大切にしていきましょう。

愛へ帰る道を、一歩、一歩、着実に歩んでいますか。それとも、いまだに他力の神々に、自分を売り渡しているのでしょうか。
母に今のその肉体をいただいてきたのです。その重み、喜びを心から味わっていますか。
今そこにあることが喜び、本当にこのことを心から感じてください。感じてくれば、必ず変わります。意識の世界に変革が起こってきます。喜びはパワーです。温もりはパワーです。
愛を捨て去った意識の世界には、その思いは全く届きませんでした。パワーをくれ、パワーが欲しいとしてきた自分の間違いに気付くことから始めなければなりません。
生まれてきた意味、生きる目的、心から、心から知ってください。

揺るぎない信のもとに、一歩、一歩あなたの道を着実に進めていくこと、それを私はあなたに伝えました。温もり、喜びの世界をあなたの中にどんどん広げていくこと、そのことだけがあなたのするべきことです。
田池留吉に心の針を向け合わせ、そして、どんどん宇宙と交信していきなさい。
宇宙は待っていると、あなたを通して伝えさせていただいています。宇宙、たくさんの意識達。心の中の母を捨て、愛を捨て、暗闇の奥底に沈んでしまった宇宙達。その宇宙達もともに帰れることを、喜んで、喜んでいきましょう。
私達は愛へ帰ります。そのようにあなたの中から伝えていきます。優しい温もり、力強いエネルギー、それが愛のエネルギー。愛へ帰る喜び、ただただそれがあるだけです。
私達の本質、愛へ向かうエネルギーはすごい勢いで、これから地球全土を包んでまいります。
すべては意識。すべてはエネルギー。愛へ帰るように動いてまいります。
宇宙達に心を向けたとき、あなたの心の中に、何が響いてきますか。優しさ、温もりの中へ帰りましょう。優しいメッセージ、力強いメッセージの中にあなたが伝えることは、この喜びと温もり、温かさ、広がり、どこまでも限りなく広がっていく意識の世界に存在している私達だったと、メッセージとしてお伝えください。
そのメッセージは届いてまいります。宇宙達の目覚めを引き起こしてまいります。心の中から、どんどん、どんどん、湧き上がってくる喜び、温もり。愛に帰ろう。喜びに帰ろう。ふるさと、私達のふるさとを思い出そう。そのような思いを、どんどん、どんどん引き起こしていく、それが愛のエネルギー。愛の中に私達は存在しています。


Ⅴおわりに

生活水準もバラバラで、価値基準も色々とあって、人生に対する満足度もかなりの開きがあるのが、形の世界のお話です。形の世界には、公平、平等など決して存在しません。その中でみんなが一様に、幸せと喜びの人生を享受できるなんていうことはあり得ないことです。光が当たれば影ができます。当然です。恨み節を唸っても、どうなるものでもないんです。
だからというわけではありませんが、そういうところでうろうろしないで、そういうところは程々に流して、もっと自分発見にエネルギーを注いでいきましょう。それぞれに残された人生の時間の中で、本当の幸せと喜びの時間を満喫していきましょう。
自分発見です。心の針を自分の中に向けて、自分の中の思いをどんどん掘り起こし、自分をどんどん発見し、同時に自分の中から突き上がってくる喜びと幸せ、温もりに満たされていきましょう。
みんなが一様に、幸せと喜びの人生を享受できるのは、これしかありません。あなたも、そういう過程を経て、私達は愛の中に一つだったと思える喜びを堪能していきませんか。喜びの輪に入ってきませんか。
「愛へ帰る、本当の自分に帰る」、それしかないんです。それだけをするために、私達は何度も生まれ変わってきました。
今こそ目的達成へ総力を上げて取り組んでください。過去の人生の焼き直しではなく、目的意識をしっかりと持って、自分の今と向き合っていきましょう。
「誰のために生きるのでもなし。自分のために生きなさい」、心からそう伝えてくれる己の思いに従って、これからも真実の世界を学んでまいりましょう。
最後になりましたが、あなたの中に、今一度、次のことを尋ねてみてください。
「自分がするべきことは何なのか。本当にするべきことは何なのか。そして、自分が本当にしたかったことはいったい何なのか。」
学びに出会い、少なくとも正しい瞑想を継続してきた方達は、すでに自分の心の中でその答えと出会っているはずです。
あとは、その答えを素直に受けて、それに沿って淡々と存在していけばいいだけです。もちろん、どの程度受けて、どの程度沿っていくのかは、正しい瞑想をして自分の心に響いてくる度合いによって違ってきます。
一方、今現在、学びに触れていない方達も、その答えはもちろん、自分の中にあるけれども、それに出会っていないだけです。出会っていないという意味では、不幸せな人生です。
しかし、今はそうでも、ある時期がくれば、そして条件が整ってくれば、意識の流れに乗っていきます。それがこれから二五〇年、三〇〇年に至る時間の出来事です。それは激動の時間、激震の時間と言えるでしょう。
その時間を経て、二五〇年後に結集してくる意識達があります。
二五〇年後。私は、本当にアルバートの中で、アルバートの波動を喜び、愛だった私達のふるさとへ一歩、一歩着実に歩みを進めていく仲間達と、心を通じ合わせていきたい、いこう、いくんだという思いが強いです。
肉を持ち、こうしてともに学ぶ機会をいただいている友もそうです。そして、もちろん肉を持たないたくさんの仲間達もそうです。
異語と異語で通じ合い、分かり合い、ともに行きましょうと喜び合える時間、空間を共有しながら、さらに真実の波動の世界を感じていくことは最高の幸せだと私は思っています。
出会いを待っています。心の底から歓喜の渦が湧き起こってくる体験を共有できる、そんな瞬間を待っています。
そして、意識はともに次元を超えていきます。これが壮大な意識の流れの計画です。
その壮大な意識の流れの計画に乗って、みんな、みんな、心のふるさと、愛へ帰る道に出会ってまいりましょう。
私達は愛の中に存在しています。愛へ帰る道がそこにあるだけです。その道をしっかりと自分の中に確立していけるように、ただただ喜んで、喜んで、これから存在してください。
喜びです。人生は喜びです。ただただ喜び。愛の中にあったことを心から、心から知ってまいりましょう。
厳然と、そして、粛々と流れる意識の流れをしっかりと心で感じながら、ともに、ともにあることを喜び、そして、愛に目覚めてください。
「愛、心のふるさとは、すべての意識が帰るたった一つのふるさとです。」


posted by ユーティーエーブック at 20:50| 奈良 ☀| Comment(0) | 「愛、心のふるさと」(全7回) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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