2016年09月07日

愛、あなたは愛です vol.08


悲しいことや、辛いことは、自分に、自分の中に本当の喜びと幸せ、本当の愛があったことを伝えています。
だから、悲しいことを、ただ悲しいと。辛くて、苦しいことを、ただ辛い苦しいと、自分の心を、暗く、沈めていくのではなくて、そこから、自分を解き放していける力が自分の中にあったことを知ってください。
そして、愛に帰る道を、ただひたすらに歩いていきましょう。


「愛、あなたは愛です」、第8回目の今日は、第一章「愛(本当の自分)に目覚めよう」の最後。ページ数では、54ページから60ページまでの朗読です。


【参考】(朗読部分のテキストです)
「愛、あなたは愛です」第一章  愛(本当の自分)に目覚めよう p54~p60
 ※途中、本書に付け加える形で、著者のコメントが入る部分があります。

瞑想より

波動、喜びと温もりの波動、エネルギーを心に感じてくれば、生きる目的も、存在している意味も、これまでとは全く違うと、自分は間違っていたとはっきりとしてきます。はっきりと分かってきます。

そして、肉というもの、つまり、自分の生活、家族、仕事等々、肉というものを間違ってとらえてきた、その活用方法を間違えてきたと分かります。特に、愛というもの対しての認識というか、そういうものが一変します。

夫婦愛とか家族愛とかそこで言われている愛とは何でしょうか。

私達は、愛を知らずにこれまで生きてきたのではないでしょうか。

本当に薄っぺらな愛を、これこそ本物の愛だと思い込んできただけのことではないでしょうか。

あの人()は私の命、だから私のすべてを捧げられる、そう思える、そんな人()に巡り合った、だから、喜び、喜びの人生でしたでしょうか。

自分の過去を紐解いていけば、そうではなかったことが歴然としてきます。

自分の中の湧きいずる愛のエネルギー、そしてそれが自分だったという真実に辿り着けない人は、どんなに時が巡っても、自分の外に愛の存在を探し求めていくのです。

それが苦しみとなって、自分に戻ってくることを、何度も、何度も体験、経験しているにもかかわらず、過去と全く同じことを繰り返していきます。それはなぜでしょうか。

自分の本当の姿を見失ったままだからです。


どうでしょうか。愛のエネルギーが自分の中にあることを信じていこう、愛である本当の自分を知っていこう、そんなふうに、段々に思えるようになってこられましたでしょうか。

 みんな、これまでに、楽しいことや嬉しいこと、幸せだと思えることも多々経験されてこられたでしょう。

そしてまた、心温まる人、出来事との出会いもあったでしょうし、これからもあると思います。

しかし、それと同じくらい、いいえそれ以上に、悲しいことや辛いこと、悔しいことなどもあったのではないでしょうか。

だから、人生は、悲喜こもごもなんでしょうか。

いいえ、人生は喜びなんです。人生は喜びだけなんです。

悲しいことや、辛いことは、自分に、自分の中に本当の喜びと幸せ、本当の愛があったことを伝えています。

だから、悲しいことをただ悲しいと、辛くて苦しいことをただ辛い苦しいと自分の心を暗く沈めていくのではなくて、そこから自分を解き放していける力が自分の中にあったことを知ってください。

そして、愛に帰る道を、ただひたすらに歩いていきましょう。

肉、形を本物とする思いをとても、強く、強くしてきた人類のこれからには、大変厳しい現象が待っています。

しかし、私達は自分の中の愛に目覚めていかなければなりません。

それが、私達人類が自分で決めてきた道筋です。なぜならば、本来の私達は愛だからです。

愛に目覚めることとは、本来の自分を取り戻していくこと。

それはとても自然なことです。特別なことではありません。

その本来の自分を忘れ去ったから、私達は、とても、とても苦しみの中にありました。

肉、形を纏い、どれだけの幸せと喜びを心が感じようとも、私達の地獄は永遠に続いていったのでした。

なぜ私達はこのように肉体という形を持ってきたのか。持っているのか。

その意味を心の中ではっきりと分かる人はまだごく少数です。

そんな中で、何が私達を愛に目覚めさせるのか。

私達の愛のエネルギー、愛のパワーが、自らに気付きを起こさせるんです。それが天変地異のエネルギーです。

天変地異のエネルギーは、自らを目覚めさせる愛のエネルギー、パワー。

今は、そのようにお伝えしても、殆どの人には、全く正しくは受け取れません。

それほど、肉、形を本物とする思いが際立って強いのです。


「なぜ私達は、自分の姿を見失ってしまったのか。なぜ私達は自分を見捨てたのか。

狂いに狂ってきた私達なのに、なぜ、肉、形を纏えば、その自分の地獄を忘れていくのか。

自分の世界を感じていきなさいと、自らにサインを送り続けているのに、なぜ私達はそれを素直に受け取っていけないのか。自分に対する警告だと真正面から素直に受け取っていけないのか。」

堕落しました。本当に堕落してきました。

自分を忘れ去ったなんて、本当に堕落の一途を辿ってきたんですね。

そして、これからも、まだまだその道は続いていくでしょう。

一人ひとりが自分の中でその歯止めをかけなくてはなりません。

母の温もり、自分の中の愛を心に思い起こす日は、必ずやってこなければならないんです。そうは思いませんか。

自分を自分で捨て去り、自分を自分で見限り、そして、私達はどこへ行くのでしょか。

心で感じ始めたならば、その感じたものをどうぞ、信じていってください。私達は自らを捨てたこと、私達は愛を捨てたこと、愛を捨て、自ら地獄へ落ちていったこと、心で感じ始めたならば、本当に真剣に自分の心を、自分自身を取り戻していきましょう。それが愛に帰る道です。

愛に帰る道は苦難の道であるけれども、喜びの道です。確かに喜びの道です。自分を取り戻せる喜びの道。しっかりと信じていってください。

私は、本当の優しさを知っています。本当の温もりを知っています。本当の喜びを知っています。

本当の優しさ、本当の温もり、本当の喜びは、肉、形を本物だとするところからは絶対に分かりません。

肉を自分だとするところから、本当の愛は分からない。

このことを、それぞれの心で証明できれば、人生万々歳です

(本当の自分)に目覚め、喜びの人生を生きていきましょう。

posted by ユーティーエーブック at 07:24| 奈良 ☁| Comment(0) | 「愛、あなたは愛です」(全30回) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする