2016年09月06日

愛、あなたは愛です vol.07

愛のエネルギーは、作り続けるものではなく、もともと存在していたものでした。そして、そのもともと存在していたものが、私達だったんです。私達は、もともと存在していた愛の中に生きていました。



「愛、あなたは愛です」、第7回目の今日は、第一章「愛(本当の自分)に目覚めよう」。ページ数では、49ページから53ページまでの朗読です。



【参考】(朗読部分のテキストです)

「愛、あなたは愛です」第一章  愛(本当の自分)に目覚めよう p49~p53

 ※途中、本書に付け加える形で、著者のコメントが入る部分があります。


④愛のエネルギー、愛の力、真実の愛の力。それが、これから地球人類に色々な事を通し、色々な場面で示されていくでしょう。

本当の愛とは何なのでしょうかという問いかけです。

本当の愛とは自らを目覚めさせるエネルギー、パワー、それが愛なんです。

私達は愛である、これに目覚める力、パワー、その愛のエネルギーは、溢れています。

ただ、残念ながら、これは形の世界にとらわれている心からは、全く分からないことです。全く感じられないことです。

偽物の愛ばかりを私達は大きく膨らませて、その偽物の愛の中で苦しみ喘ぎ続けてきたんです。それが私達人類の膨大な心の歴史でした。

愛、私達が知っている愛は、憎しみの裏返しです。その愛のエネルギーは、殺戮のエネルギーでもあります。

私達が間違って作ってきた世界の中における愛、そのエネルギー。

どんなに言葉を飾ってみても、どんなに綺麗事を言ってみても、そこには、憎しみ、呪い、そのようなどす黒いエネルギーが渦巻いているんです。

そのエネルギーを愛という言葉で覆い隠し、私達は中身が分からなくなってしまいました。

愛とは優しさ、永久に続くもの。」「永遠の愛。綺麗な言葉です。

しかし、そこから流れてくる波動、エネルギーを心に感じられる人は感じてみてください。

人類が作り続けてきた愛のエネルギー、その波動はいかなるものなのか。その愛は偽物でした。

愛のエネルギーは、作り続けるものではなく、もともと存在していたものでした。そして、そのもともと存在していたものが、私達だったんです。私達は、もともと存在していた愛の中に生きていました。

愛を求めなくても、私達自身が愛だった。

しかし、このことになかなか人類は気付けなかったんです。

だからこそ、自分の外に愛を求め、何億年、いいえ、もっと、もっと長い間苦しみ続けてきました。

偽物の愛は必ず裏切ります。そして、裏切られた私達は、さらに地獄を作っていくんです。その中では、憎しみの思いが募ります。

呪い、憎しみ、殺戮、破壊。

言葉通り、そのエネルギー、波動は闇黒です。

闇黒の中で、私達は愛を探し求めてきました。求めても、求めても、得られなかった。しかし、だからこそ、さらに求めてきたんです。

その求めること、そのことが間違っている、間違ってきたんだ、それにはなかなか、なかなか気付けなかったんです。

愛は求めて得られるものではありません。愛は与えられるものでもありません。


愛は私達自身。私達自身が愛そのもの。その愛そのものの自分自身に目覚めていくこと、そんな自分自身を本当に思い起こすこと、それが数限りない転生の中で示されてきたことでした。

しかし、誰も本当の愛に辿り着けませんでした。たった一人も辿り着けませんでした。この世に、愛の人なんて存在しません。

私達は、愛が分からなくなり、自分が分からなくなり、ただ狂い続け、苦しみ喘ぎ続けてきたんです。そんな自分達の心の歴史を、ほんの少しでも垣間見ることができたならば、今の人生、どんなにすごいチャンスに恵まれていたかが、ご自分の心で分かります。

愛を思い、愛に触れ、愛を広げていく。すべては本当の自分に帰る道。それが、私達が自分に決めてきた道筋です。

自分に帰る、本当の自分に帰る、この喜びの道を心で見つけ、その道を一歩、一歩歩んでいく確かな喜びを、心に広げることができたならば、どんなに幸せか、どんなに嬉しいか、あなたの心で感じてみてください。


もうまもなく、愛のエネルギーが、もっと、今よりももっとさらにもっと、いいえ、全く想像もできないほどの強さ、深さ、広さで私達に目覚めを促してくれます。形は、崩壊でしょう。

しかし、そこから感じ響いてくる波動はプラスです。

プラスのエネルギーが働いていることを、しっかりと心で受け止め、心で感じ、すべてが愛に帰る喜びのエネルギーだと、心で味わっていきましょう。

小さな、ちっぽけな世界に自分を押し留めていることに、気付いてください。そんな中から自分を解き放してください。

posted by ユーティーエーブック at 10:26| 奈良 ☁| Comment(0) | 「愛、あなたは愛です」(全30回) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする