再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
「嫌いで嫌いで突き放して突き放してきた私を、田池留吉は、ただ待っているだけでした。やさしい思いで待ってくれているのでした。そしてこれからも待ち続けてくれている意識でした。
お母さんでした。お母さんは、私を待って待って待ち続けてくれていました。どれだけ裏切り続けようが、私を信じ待ち続けてくれている意識でした。お母さんの心に帰りたい、私のふるさとでした。お母さんの心は私のふるさとでした。」
今回は、「Fさんの反省」の4回目、215ページから221ページの朗読です。