再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら今回は、「愛、心のふるさと」(塩川香世 著)、第3章「愛へ帰ろう。心のふるさと、愛へ」の後半部分、ページ数で言いますと、124ページから149ページの部分の朗読です。
誰しも耳に心地良い言葉を聞きたいし、優しい態度で接してもらいたいでしょう。あえて、厳しいことを言われたり、冷たい態度を受けたりすることを望む方はいないと思います。
耳に心地良い言葉、優しい態度は、確かに励まされ、癒され、元気づけられていくかもしれません。しかし、それは一時的なこと、そして、案外そういうことは、自分の心を見るチャンスを摘み取ってしまうことになるかもしれません。
だから、肉的なことで一喜一憂しないで、いつも自分の中に心の針を向ける習慣を身につけることに専念しましょう。それは、自分と自分の対話です。そこから引き出されたものを、さらに自分の糧にして、自分の歩みを進めていくようにしてください。
自分と自分の対話ということですが、たとえば、こういったことです。
「本当の自分とは何ですか。本当の自分はどこにありますか。本当の自分を知っていますか。存在を確認していますか。信じていますか。その度合いはどの程度ですか。自分のこれからが見えていますか。」
「自分の展望は明るいですか、暗いですか。肉体を持っている間、何をしていきますか。」
「今、心に引っかかることはありますか。棘のようにチクチク痛みますか。心を残すようなことですか。」
「今、一番関心があることは何ですか。何か望むことはありますか。」
「今、幸せですか。生きてきてよかったと思えますか。生きていくのは大変だと思いますか。」
まだまだ色々な問いかけがあると思います。どんどん自分に問いかけて、そして、返ってくるものから、また自分の歩みを進めてください。
自分と自分の中の対話。自分と自分のお勉強。自己確立です。
自分の心を見て、自分の出すエネルギーを知って、間違ってきた自分のエネルギーの質を変えていくように、変えていくように仕向けているのは、自分の中の愛。その愛に目覚める。目覚めれば、思うだけでそのエネルギーは仕事をしていく。そうして数限りない意識達とともに、次元を超えていく計画をしっかりと遂行していく。そのルートが自分の中ではっきりと確立していることを自己確立と言います。
その自己確立の中でこそ、本来の自分の姿が、現状がはっきりとしてくると思います。そして、そこからまた一歩、自分の歩みを進めていけばいいとなってくるでしょう。
そんな時間と空間がそれぞれに用意されているのだから、それがどんな状態を呈したとしても、それは、みんなプラスなんです。形の上からはマイナスであっても、やがてそれは必ずプラスに変わっていきます。もともと、プラスの要因しかないんですから。マイナスは必ずプラスに変わっていきます。私達の本質は愛、すべては愛の中にあるからです。
それに目覚めるように、目覚めるように、肉体というものを正しく活用して、そこから得る情報によって、しっかりと自分の心を見ていくようになさってください。喜びで心を見ていきましょう。
日々、淡々と一定のリズムの中で暮らす。そして、その中で、自分と自分の中の対話を楽しみ、自分が今、ここにこうして肉を持っている現実を、ただ素直に喜び、それを自分の糧として、これからの自分の時間に思いを馳せていく、そういう道筋、確かな自分の道筋を自分の中で確認できる、これほど幸せなことはないでしょう。
意識の世界には形はないんです。目に見えません。そして無限です。それが私達の本当の姿です。目には見えない世界のことだから、自分の心で感じて、感じたものを信じていく以外にないのではないでしょうか。
そして、確かに、聞いて分かる、納得するという内容の話でもないけれど、どうすれば、どうしていけば、そして、どうなることが、本当に自分が望んでいることなのかは、みんな自分が一番よく知っているはずです。
自分の動く心を見て、自分が瞬時に流すエネルギーを感じて、そこから自分の中が何を求めているのか、徹底的に自分から答えを引き出していくことしかないのです。
どんな思いで、今世生まれてきたのか、来世生まれてくるのか、瞑想の中で何度も、何度も確認してください。そして、その思いが自分を導いているんだと知ってください。そんな自分に忠実に存在してください。
肉を生かすための人生ではありません。本当の喜びはどこにあるのか、本当の幸せは何なのか、過去死んだ自分から、そして、来世生まれてくる自分から学んでいきましょう。
「間違った輪廻から抜け出して、必ず、必ず、本当の喜びと温もりの中に戻っていく道を歩いてまいりましょう。」
本当の自分からのメッセージです。これは本当の自分と交わした固い約束です。どうぞ、あなたの心で受けてみてください。受けていけるあなたに蘇ってください。
正しい瞑想の正しいとは、心の針の向け先を言います。
ここまで、意識の流れというものがあって、それは、すべての存在に、心のふるさと、愛へ帰ろうという呼び掛けを発信しているということ、それを心で知っていくには、自分達の意識の変革が必要だということ、そして、それを促していくために、正しい瞑想をしてくださいということを記してきました。
正しい瞑想とは、言うまでもなく、あなたの内なる田池留吉に心の針を向けて、合わせて、思うということです。次章のタイトル通り、すべては正しい瞑想ができるか否かにかかっています。
一〇〇点満点の瞑想ができなくても、ほんの少しでも、ほんの微々たる程度でも、内なる田池留吉に心の針が合ってくれば、それは本当にすごいことだと納得するでしょう。
ただし、いくら正しい瞑想をしようと思ってみても、それを阻止しようとするたくさんのブラックのエネルギーを抱えて生まれてきたのが私達ですから、そう簡単にはできないのが現実です。
それでも、それでも、していかなければならないんです。だから、する方向に是が非でもいってください。
そして、正しい瞑想、田池留吉を思って瞑想をしていけば、あなたの心から、お母さん、アルバートと必ず出てくることを確認してください。
あなたの心は、必ず、必ず、アルバートと呼んでいきます。そして、宇宙を呼んでいきます。そして、この宇宙を思う、思えることが、たまらなく嬉しい、懐かしいとなってきます。
今、突然ですが、アルバートという言葉を出してみました。
宇宙という言葉は、第Ⅱ章より頻繁に出てきますが、アルバートという言葉は、この箇所が初めてです。
そこで、アルバートとはいったい何だろうかとか、また、宇宙とは、世間で言っているあの宇宙とはどうも違うようだが、今ひとつよく分からないとか、思われている方もあるでしょうから、「アルバート」と「宇宙」について、少々説明をさせてください。
①アルバート
アルバートは、田池留吉と同様に人名ですが、それらは、ただ単に人の名前というのではなくて、真実の波動の世界の総称だと思ってください。
そもそも、真実の波動を伝えるために、その意識の世界が肉という形を持ったのは、今世が最初でした。田池という家に生まれたその子は、留吉と命名されたので、真実の世界=田池留吉となりました。
そして、その真実の波動の世界が今度、肉という形を持つのが二五〇年後という計画です。その時の名前がアルバートです。
そういう意味で、田池留吉も、アルバートも人名には違いありませんが、それよりも、その名称は、真実の波動の世界を指している、田池留吉、アルバートと言えば、意識、波動、エネルギーなんだとご理解ください。
そうすると、田池留吉の肉がある今世の時間は、どんなにすごい時間なのかということになりはしませんか。
今世から、二五〇年後にアルバートという波動が肉を持つまでの間、皆さんがこの地球上に転生をしてきても、真実をお伝えする人は誰も現れないということです。
その間、皆さんに何度転生があるのでしょうか。その転生のたびに、また心を落としていくのでしょうか。そういったことも、本当に真剣に思ってみてください。
②宇宙
もちろん、世間一般に言われているあの宇宙ではありません。宇宙もまた、意識、波動、エネルギーです。
従って、宇宙は、私達の外にあるのではなくて、私達の中にあるんです。言ってみれば、私達は宇宙そのものなんです。
ただし、私達は本当の自分である愛から遠くに存在し続けてきたので、私達の中の宇宙は闇黒の宇宙となってしまいました。自分達の中に闇黒の宇宙を作り続けてきたんです。
田池留吉もアルバートも私達の中にある世界、宇宙です。それは、たった一つの真実の世界。もともとあった宇宙です。
そして、闇黒の宇宙も私達の中にある世界。ただし、それは自分が心を見て、どんどん正しい方向に心を向けるように努めていかなければ、どこまでも闇黒の宇宙のまま。田池留吉、アルバートの宇宙とは決して相和することはできません。
つまり、闇黒の宇宙を心に抱えたままでは、次元移行という意識の流れには乗れないということなんです。
従って、私達の中にある宇宙という波動、エネルギーが、どんどん田池留吉、アルバートの波動、エネルギーの中に溶け込んでいくことが必要となってきます。それには、正しい瞑想が何よりも、何よりも必要なものなんだということです。
さて、アルバートと宇宙についての説明より、正しい瞑想がいかに大切であるか、ご理解いただけましたでしょうか。
正しい瞑想ができるようになって、どんどん田池留吉の波動、アルバートの波動、それは、自分達の心の中にもともとあった宇宙なんですが、その宇宙の波動を感じていただきたいと思います。
田池留吉の波動、アルバートの波動ということですが、それらは、決してバラバラのものではありません。すべては愛でした、愛の中で一つ、ということを伝えてきます。
その波動は喜びです。温もりです。温かいんです。優しいんです。広いんです。そこを本当に心で感じ知っていけば、「宇宙は、私達の帰るたった一つのふるさとでした」ということが、自分の心で分かってきます。
そして、それが「愛」ということでした。
私達が帰るたった一つのふるさと、私達はそれを「母なる宇宙」と呼んでいますが、その母なる宇宙へ帰る、つまり、愛へ帰る旅路の途上にある自分達だったことを心で感じてくれば、もう誰が何と言おうが、ただただ、ひたすらに田池留吉を思っていこうとします。それがたった一つの喜び、幸せだということが、はっきりと心で分かるからです。
このことは、あなたの頭では決して分からないことですが、正しい瞑想をするように、するように、自分を仕向けていけば、あなたの中から、アルバート、そして宇宙、愛、お母さんと呼ぶ、いいえ叫ぶ、何とも言えない嬉しい思いが、異語とともに飛び出てきます。ここを体感すれば、「瞑想は喜び、本当に喜び」となってきます。
異語とともにとありますが、異語とは、日本語、英語、中国語とかいうものではありません。異語には主語もなければ述語もありません。
デタラメを言っているように聞こえますが、それは私達の中の宇宙という意識が、自分達の思いを伝えているんです。それを波動としてキャッチできれば、それぞれの心にストレートに響いてきます。
あなたも異語で、どんどんと自分の思いを語ってみてください。語っていけば分かります。実践を通して心で感じてみてください。
もちろん、私の中では、すでに、田池留吉と言えばアルバート、アルバートと言えば田池留吉、田池留吉の宇宙はアルバートの宇宙、アルバートの宇宙は田池留吉の宇宙となっています。
田池留吉の意識は、その肉を持って、アルバートの波動を伝えに来てくれたんです。このアルバートの波動を、全宇宙が待っていることを、私の意識の世界は知っています。だから、内なる田池留吉に心の針を向けて合わせていけば、必ずアルバートと呼ぶたくさんの宇宙達を感じます。
意識の流れはアルバートとともにです。田池留吉の意識は、アルバートの意識。田池留吉を思うことは、アルバートを思うこと。私は、そのように自分の中ですでに結論付けています。
私の中では、田池留吉とアルバートを切り離すことはできません。田池留吉に心の針を向けて合わせるということは、アルバートを思うことなんです。
アルバートと呼ぶことが嬉しくて、田池留吉の異語はアルバートの波動を伝えてくれていて、そして、母なる宇宙を伝えてくれていて、だから、ただただ、田池留吉を思い、アルバートを思うことが喜びとなっています。
そういう状態の中で、宇宙を思い瞑想すれば、私の中の宇宙は限りなく広がっていくことを感じます。それを表現すれば、次のような感じです。私の中の宇宙達が語ってくるんです。
◇
「田池留吉、アルバート、私達はともに次元を超えていく意識でした。私達は田池留吉、アルバートのもとに一つの意識でした。」
私は宇宙に心を向けると、心の中の宇宙達がそのように語ってくるのを感じます。ともに、ともに歩いていく存在。ああ、ああ、私の仲間。喜び、喜び、喜びです。
「ともに連れだって、心の中を、ああ、私達は見ていきます」と伝わってきます。
私は、今肉を持っています。この肉を持ちながら、宇宙を呼んでいます。
広く、広く、どこまでも広がっていく私の中の宇宙。宇宙を呼ぶことが私の切なる思いでした。宇宙に心を向け、ともに帰ろうと、母の温もりへ帰ろうと呼び掛けていくことが喜びでした。
「心の中の田池留吉、アルバート。優しい母の温もりの中へ私達は帰ります。愛へ帰る道をどんどん歩いていくこと、どんどん突き進んでいくこと、ともに、ともに歩いていける喜びだけを心に感じ、私達は、存在していきます。」
このことを固く約束してきたことを、私は、今世、思い出しました。
ともに、ともに語り合える仲間を心に呼び寄せ、私は必ず帰っていきますと、この三次元で転生を繰り返し、私は、そのように自分に約束してきたことを思い出したんです。
田池留吉、アルバートの意識の世界に私達は本当に一つ。温もりの中へ、喜びの中へ帰る意識だと、私の中に愛溢れるエネルギーが、本当にあったことを今、心から伝えられる喜びだけが響いてきます。
私は、本当にこの世界を感じ幸せです。田池留吉、アルバートの世界は私の中にありました。ああ、ありました。私達は喜び、喜び。
喜びで、喜びで存在していくエネルギーとして、心の中をどんどん広げてまいります。
◇
今、宇宙を思う瞑想の一例を挙げさせていただきましたが、これは決して特別なことではなく、もうすでにどなたの心の中にも響いてきているはずなんです。意識の世界は一つなのだから。
約束を思い出したと語りました。あなたは今現在どうでしょうか。自分との固い約束を思い出しましたか。その自分の思いに触れれば、おそらく、きっとあなたも自分の中の宇宙達に、どんどん呼び掛けていくでしょう。「愛へ帰ろう。私達のふるさと、愛へ」と。
意識の世界は一つだと記しました。
過去の死んだ自分から、そして、来世生まれてくる自分から学んでくださいとも言わせていただきました。
意識の世界は、形の世界のように、過去、現在、未来が順番にあるのではなくて、現在、今があるだけなんです。今という一点の中に、過去も未来もあります。
だから、今、あなたが心をどんどん見て、心をどんどん田池留吉の意識の世界に喜びで向けていけば、あなたの過去も未来も変わっていきます。
そして、過去のあなたが、未来のあなたが、今のあなたに伝えてきます。
そんな過去のあなたと、未来のあなたとともにある喜びの中で、今という一点に私達は一つということを、ぜひ、瞑想を通して実感していただきたいと思います。
この章の締めくくりとして、二つの文章を掲載します。
今の私と、過去の私、そして、来世の私が一つになって、ともに「愛へ帰ろう。心のふるさと、愛へ」の思いを確認し合っていると思います。
今の私が語っているのかと思えば、それは過去の私だったり、来世の私の思いなのかと思えば、それは今の私の思いだったりしていると感じていただければ幸いです。
◇
お正月に神社に行った。お墓参りをした。仏壇に手を合わせた。宗教団体の教祖を心に入れた。南無阿弥陀仏と唱えた。そして、アマテラスに仕えてきた自分。伊勢神宮には結婚の報告を。そして、奈良の大神神社には、年に何度も訪れた。
たくさんの、たくさんの間違いを繰り返してきた。だけど、今の私の心の中にあるのは、ありがとう、ありがとう、ありがとう、私は愛に帰ります、私のふるさと、母なる宇宙へ帰ります、この思いだけです。
だから、私は、今こうして、肉体を持っています。田池留吉の意識と出会わせていただきました。学んでまいりました。
千載一遇のチャンスだと、千載一隅の出会いだと心で知りました。田池留吉の意識、アルバートの世界、その宇宙、母なる宇宙の波動、心で感じさせていただきました。
どんどん心を向けていく喜びを感じています。私の中で、田池留吉、アルバートの世界は広がってまいります。限りなく広がっていく意識の中で、ともに歩めることを喜んでいる私があります。
間違い続けてきました。祈り、願い、宇宙を支配し、自分の保身のために、我が一族の保身のために、虫けらの如く殺傷してまいりました。
政治を動かす影の力となり、神の言葉を発してまいりました。すべてがブラックの世界。心を闇に売り渡し、私は、地獄の奥底の底の、底の、奥底に真っ逆さまに落ちていくだけの転生でした。
しかし、私は、懲りずに、何度も、何度も同じ間違いを繰り返し、こうして、今、一つの肉体を持たせていただいています。
今世、私は、自分のすべてを懸けてきました。心を田池留吉、アルバート、お母さん、温もりに、しっかりと向けることを拒否してきた私にとって、それを遂行していくことは、とても、とても困難なことでした。しかし、「今世、私は、自分のすべてを懸けてきた」という自分の内なる思いが、それを可能にしたんです。
「今世を外せない。」
今世は、私にとって、たった一つの、そして最後のチャンスでした。
今世、私はここを外せば、もう、再び、自分の本質に出会う、愛へ帰る道へ自分をいざなうことは、殆ど難しい状況でした。その背景を全部抱えて、私は、今世の肉体をいただきました。だからこそ、田池留吉の学びに食らいついてまいりました。
今世は、そういう状況から、二十年という時間を必要としましたが、ようやく、私の中にも、「自分が愛でした。私はこの道を真っ直ぐに歩いてまいります」と確信が芽生え、その芽生えが育ち、今、自己確立の道を喜び、喜びで歩いていく状況にあります。
私は、心から田池留吉を信じています。アルバートにどれだけ出会いたかったか。アルバートの波動をどれだけ心の中に広げたかったか。その思いは、私自身、一番よく知っています。
だから、田池留吉がアルバートの波動を伝えにきてくれたということを、私はどれだけ喜びで受けていったか。アルバートを待っていた私にとって、田池留吉を信じているかいないか、そういう思いを向けられること自体が、愚かなことだと、私は、言い切れます。
私は田池留吉とともに歩いてまいります。田池留吉の世界は、私の世界です。アルバートの世界は、私の中にあります。アルバートの中にあった私。その私をどんどん知っていくことが、喜びへ帰る道。愛へ帰る道。
母なる宇宙への思いをしっかりと心に受け止め、私は一歩、一歩着実に歩みを進めています。だから、私は田池留吉、アルバートを思う瞑想をします。宇宙を思う瞑想をします。
瞑想は喜びです。ただただ喜びです。
◇
二五〇年後の私が語ります。
私は今、まだ肉体を持っていないけれど、二五〇年後の私です。
私は、今、心の中にアルバートを呼んでいます。私達の心の中にあったふるさとへ帰ろうと、私はこの喜びをずっと、ずっと待ち続けてきました。二五〇年前、私は一つの肉体を持ち、ようやく、この喜びの道を自分の中に見出し、そして、今に至っています。
私の境遇はとても苦しかったです。しかし、それもみんな、みんなこの喜び、温もりの世界を心に広げるためでした。
私は、今とても幸せです。ああ、この肉体をいただいたことを、本当に喜んでいる私があります。
ああ、この肉体は、すべて愛に帰るために用意されていました。
心を繋いで、繋いで、繋いで、二五〇年前の私から、今の私へ、ようやく、ようやく、しっかりとした足取りで、宇宙達とともに次元を超えていく道が目の前に広がっています。私達の心の中の喜びは、爆発しそうです。
ありがとうございます。こんなに幸せでよかったのでしょうか。
私の過去すべてが一斉に喜びに目覚めて、今、私はその思いを心いっぱいに広げています。
たくさんのありがとう、喜びを胸に、私達は次元を超え、再び、この地球上には転生してきません。ともに、約束してきた私の仲間達。その喜びが私の心の中に広がっています。
私達は愛へ帰る存在でした。愛が私達。私達の中に愛があった。このことを、ただただひたすらに、伝え続けてくれた母の意識、田池留吉、アルバートの意識にありがとうの思いだけを伝えます。
アルバート、私達は次元を超えてまいります。アルバート、ありがとうございます。アルバート、あなたと出会えてよかった。あなたの意識の世界と出会えてよかった。
アルバートを呼んできた私達宇宙の思いとともに、私は今、あなたの中へ帰っていくことを確認しています。
時を経て、今、私達は一つの世界を心に広げ感じています。嬉しいです。嬉しいです。日本の国は、今はもうないけれど、日本の国で、田池留吉とともに学び、私達は一つの世界を知りました。
苦しかった転生を、すべてその一つの愛の中に包み入れ、私達はともに、ともに真実の道を着実に一歩、歩めることができるんです。
私達の意識、私達の存在は永遠です。
posted by ユーティーエーブック at 10:15| 奈良 ☁|
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「愛、心のふるさと」(全7回)
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